お世話になっている皆さまへ
平素より未来への架け橋の活動に温かいご理解とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。
さて、この度、私こと長谷川正人は、本日11月30日をもちまして一般社団法人未来への架け橋の代表理事を辞任いたします。
12月1日より、現副代表理事である妻、長谷川美栄が新たな代表理事に就任いたします。また、副代表理事の後任には、これまで管理部長として法人を支えてきた井手祐輔氏が就任いたします。私は12月から一理事として、両名をしっかりと支えてまいります。
65歳を迎えたタイミングで代表を後進に譲ることは、以前から私が胸に決めていたことでした。未来への架け橋が次の世代へ引き継がれ、さらに発展していくためには、世代交代が必要だと確信していたからです。
また、私は65歳以降、現場から一定の距離を保ちながら、長年取り組んできた「知的障害のある人の高等教育」をより深く研究する道に進みたいと考えていました。
私は、国内外の制度・政策研究や現場に根ざした実践研究に挑むために、来年4月に大学院博士課程進学を目指し、現在、準備を進めています。
これからは、大学院における調査・研究活動を通じて得た知見を積極的に社会へ発信し、必要な制度づくりや支援のあり方について提案し、実現に向けて行動していく覚悟です。日本でも、海外同様に知的障害者の高等教育が当たり前に実現する社会を目指し、これからも粘り強く歩み続けてまいります。
これまで支えてくださった職員の皆さま、保護者・関係機関の皆さまには、心より感謝申し上げます。皆さまのお力添えがあったからこそ、「未来への架け橋」はここまで歩んでくることができました。どうかこれからは、新たな舵取り役となる長谷川美栄代表、そして井手祐輔副代表に、これまでと変わらぬご支援をお願い申し上げます。
私自身も、新たな立場から皆さまと共に歩み続けますとともに、役職員一同、より一層努力してまいりますので、引き続きご指導ご鞭撻のほど、心よりお願い申し上げます。
令和7年11月30日
一般社団法人未来への架け橋
代表理事 長谷川正人

