福岡研修旅行

こんにちは、三島キャンパスです。

年度の終わりが近づき、今年度の総仕上げの時期となりました。三島キャンパスでは、就労移行で希望する利用者の皆さんとともに、福岡への研修旅行を実施しました。

開所からの1年間、私たちは「自己実現」をテーマに、自分の考えや気持ちを言葉にし、それを一つずつ現実にしていく経験を積み重ねてきました。

「どうせ…」「自分には無理だと思うから…」と諦めていたことにも挑戦し、小さな成功体験を積み重ねてきた一年。

その集大成としての研修旅行です。

これまで「やったことがない」「食べたことがない」「誰も背中を押してくれなかった」など、挑戦しない理由を並べて世界を狭めていた利用者が、

少しずつ世界を広げていく姿がありました。

✈️ 初めての飛行機という大きな挑戦

公共交通機関に慣れ、自分の力でさまざまな場所へ行けるようになった利用者が、次に挑戦したのは“飛行機”。

「空を飛ぶ」という想像のつかない体験に、表情は緊張でいっぱい。手続きも電車の切符のように簡単ではありません。

それでも「自分でやってみる!」と勇気を出してチャレンジしました。

離陸後は「意外と大丈夫かも」という声も聞かれ、雲の上の景色を満喫。客室乗務員の方に「今はどのあたりを飛んでいますか?」と質問する余裕も生まれ、初めての空の旅を楽しむ姿が印象的でした。

🍜 念願の博多とんこつラーメンと、宇美キャンパスでの交流

福岡到着後は、目的の一つだった本場の博多とんこつラーメンを堪能し、1日目が終了。

2日目は、知らない土地のバスを利用して宇美キャンパスへ向かいました。

オンライン交流会で画面越しに会っていた利用者さんが笑顔で迎えてくれ、アットホームな雰囲気にホッと一安心。

その後は、宇美キャンパスの出向就労に参加し、実際の仕事を体験しました。

🏠 初めてのグループホーム体験

その日の夜は、グループホームでの宿泊体験

「どんなところ?」「怖い?」「眠れないかも…」と不安が膨らむ中、宇美キャンパスの利用者さんに支えられながら入居体験へ。

翌朝迎えに行くと、

  • 「こんなに良い人ばかりのグループホームがあるなんて」
  • 「とにかく楽しかった」
  • 「思っていたよりぐっすり眠れて自分でも驚いた」

と、表情は晴れやか。大きな自信につながった様子でした。

🚌 福岡観光でさらに広がる世界

観光では、利用者自身が行きたい場所を選びました。

  • 日本最大級の南蔵院・涅槃像
  • 太宰府天満宮
  • 博多バスターミナルのスケールに驚きつつ、運転手さんに質問しながら目的地へ向かう経験
  • PayPayドーム周辺の散策
  • チームラボでのアート体験
  • 大好きなサンリオキャラクターとの出会い

どれも「自分で選び、自分で動く」経験となり、満足度の高い時間になりました。

🌈 旅がもたらした“未来への実感”

旅の締めくくりは、やっぱり博多とんこつラーメン。

初めての体験を達成感に変え、代表や理事に楽しかった思い出を報告しながら帰路につきました。

帰り道では、

  • 「飛行機に乗れたなら、日本中どこへでも行ける気がする」
  • 「一人暮らしを目指して、まずはグループホームを計画的に利用したい」
  • 「できない、不安だと言っていた自分が嘘みたい」
  • 「将来の自分のために、まずはしっかり就職したい」
  • 「安定した職に就いて、余暇も充実させたい」

と、未来を語るキラキラした表情が印象的でした。

まさに「自己実現」の一歩を体現した研修旅行となりました。